映画ナタリー

「世界ネコ歩き」吉岡里帆、ナレーションのやりがいは「どれだけ猫様に近付けるか」

1764

左から岩合光昭、吉岡里帆。

左から岩合光昭、吉岡里帆。

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち」の初日舞台挨拶が、本日10月21日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて開催され、岩合光昭吉岡里帆が登壇した。

本作は、NHK BSプレミアムで放送中の番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」を、未公開シーンを加えて再編集したもの。青森・津軽のりんご農園に暮らすコトラ一家をはじめ、世界6カ国の猫たちが登場する。

ステージに上がった岩合は、猫に対して話すように「いい子だねー」と観客に挨拶。続く吉岡も「台風の中、よく来てくれたねー」と語りかける。「世界ネコ歩き」が大きなスクリーンにかけられた感想を、岩合は「僕たちは、テレビ番組を始めるときすでに『劇場版になるんじゃないか』と思って、画面構成や光を意識して撮ってきました。それが本当になって、感極まってます」と喜びを明かす。

ナレーションを務めた吉岡は、この抜擢を受け「岩合さんの撮られる猫ちゃんは、とてもいきいきしていて躍動感たっぷり。そこに声を乗せられるのは本当に光栄です。どれだけ自分が猫様に近付いていけるか、やりがいがありました」と振り返る。台本は、岩合の撮った無音映像を観ながら一緒に考えたそうで「きれいに整頓された言葉を入れるというより、本当に一緒に過ごしているようなナレーションをさせていただける環境でした」とスタッフに感謝を述べる。岩合は、吉岡のナレーションを「僕が吉岡さんの前の猫だったら、ゴロニャンしてると思う。それくらい猫がいい気持ちになってしまう声」と絶賛した。

かつては15匹の猫と暮らし、現在は5匹を飼っているという吉岡。猫との生活で学んだことを聞かれ、「うちの猫様は皆さん自由奔放で野性味があふれています。みんなよく外に遊びに行くんですが、たまに喧嘩して血だらけで帰ってくるんです。こっちは心配するんですが、表情を見ると全然へこたれていなくて。『戦ってきたの、負けて帰ってきたの』って堂々としてる姿に、この子たちはなんてタフに生きているんだろう!って学びました」と答えた。

最後に吉岡は、観客へ「もしおうちで猫ちゃんを飼われていたり、近所に野良猫がいたら、愛をたっぷり注いであげてください。私も猫好きの1人として精進してまいります」と語りかける。そして岩合は「猫は世界中で暮らしていますが、猫が幸せになれば人も幸せになって、地球も幸せになると、本当にそう思っています」と力を込めた。

(c)Mitsuaki Iwago

映画ナタリーをフォロー