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新感線「髑髏城の七人」小栗旬、古田新太ら“360°舞台”への期待と不安語る

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「劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season 花 produced by TBS」製作発表記者会見より。左から近藤芳正、清野菜名、りょう、山本耕史、小栗旬、成河、青木崇高、古田新太。

「劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season 花 produced by TBS」製作発表記者会見より。左から近藤芳正、清野菜名、りょう、山本耕史、小栗旬、成河、青木崇高、古田新太。

2017年春に東京・豊洲にオープンする新劇場「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演となる「劇団☆新感線髑髏城の七人』 Season 花 produced by TBS」の製作発表記者会見が、本日9月8日に東京・TBS放送センターにて行われた。

「360°の舞台」「回る客席」という劇場の仕様に、出演者たちも期待半分不安半分といった表情で会見は進む。捨之介役の小栗旬は、「最初聞いたとき、イメージが沸かなかった」と振り返り、「でも劇場自体が1つのアトラクションになるのかなと、すごく楽しみです」と意気込んだ。

一方、蘭兵衛役の山本耕史は、「客席が回るということは、我ら出演者は捌けなくていい。それは利点だと思っていたのですが、さっき裏で『捌け“られ”ないんだよ?』と言われて、なるほどと気付きました。やってる側は苦労もあるのかな」と苦笑い。狸穴二郎衛門役の近藤芳正は「役者が走ってるときに、客席が逆に回ると倍速に見えて効果的ですね」と提案すると「それよりは客席と出演者が同じ方向に回る、追いかけっこになることが多いかな」と演出のいのうえひでのりに返され「僕には好都合だなと思ったのに……」と残念がった。

沙霧役の清野菜名が「映画の4DXみたいに、お客さんも舞台に一緒に入り込んで作品を体験できるんじゃないかな」と期待をのぞかせると、贋鉄斎(がんてつさい)役の古田新太が「演劇は最初から立体だから!」とツッコミ。「ここで俺オナラしたらみんなくさいから! 4Dにする必要ないよ。みんな勘違いしちゃいけない」と指摘し、一同は笑いながら納得する。続けて「お客さんは真ん中にいるってことは途中で帰ろうにも帰れない。逃げられない。それが利点ですね」と悪い顔で微笑んだ。

さらに「りょうちゃんには負けたくない。りょうちゃんは極楽太夫という花魁の役なので、僕もそっちに寄せて色っぽい贋鉄斎をつくっていこうと思う。観終わった人が最終的に『りょうちゃんより古田さんの方が色っぽかったよ』って思うような」と冗談を言い続ける古田を、りょうが「うーん……勝てる気はしないですね(笑)」と笑いながらたしなめ、「2011年の『ワカドクロ』のDVDを見たら小池栄子さんがすごく素敵で。それを見ながら『あー。この(小池栄子ならではの)セリフはカットになるんだろうな』と思いました(笑)。どんな本になるのか楽しみです」と期待を語った。

天魔王役の成河と兵庫役を務める青木崇高は、どちらも劇団☆新感線への初参加に期待を寄せており、さらに青木は結婚後の初舞台についての意気込みを記者から尋ねられ「ロングランですから……。精神力を培って両方やっていきたいと思います」とはにかんだ。

「劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season 花 produced by TBS」

2017年3月30日(木)~6月12日(月)
東京都 IHIステージアラウンド東京

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

キャスト

捨之介:小栗旬
無界屋蘭兵衛:山本耕史
天魔王:成河
極楽太夫:りょう
兵庫:青木崇高
沙霧:清野菜名

河野まさと逆木圭一郎村木よし子、礒野慎吾、吉田メタル保坂エマ ほか

狸穴二郎衛門:近藤芳正
贋鉄斎:古田新太

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