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文学座アトリエの会が初の三好十郎、日本人の価値観を揺さぶる「冒した者」

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文学座9月アトリエの会「冒した者」が9月6日から22日まで東京・文学座アトリエにて上演される。

創立80周年を迎えた文学座が、本作で三好十郎の戯曲に初めて取り組む。舞台は原爆投下から7年後の日本。空襲で崩れかけた崖の上の屋敷には、9人の男女がそれぞれに事情を抱えながらも平穏に暮らしていた。ある日1人の青年が屋敷を訪れ、その素性が明らかになると住人の様相は次第に変化していき……。

演出を手がける上村聡史は、「『冒した者』は三好十郎の作品の中でも実験的な手法を用いながら、日本人が抱える戦争、殺人、経済、性、神への価値観を揺さぶる作品です。1952年(昭和27年)に書かれていながらも現代を生きる私たちに問いかける迫力を持ちます」と作品を紹介している。チケットは7月29日に発売。9月10日には鵜山仁大滝寛、若松泰弘、16日には宮本宣子、乘峯雅寛によるアフタートークが、上村を交えて行われる。

文学座9月アトリエの会「冒した者」

2017年9月6日(水)~22日(金)
東京都 文学座アトリエ

作:三好十郎
演出:上村聡史
出演:大滝寛中村彰男、若松泰弘、大場泰正佐川和正、奥田一平、金沢映子、栗田桃子、吉野実紗、金松彩夏

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