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幸四郎、襲名前最後の「アマデウス」が思い出の地・サンシャイン劇場で開幕

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「アマデウス」ゲネプロより、左から大和田美帆演じるコンスタンツェ、松本幸四郎演じるサリエーリ。

「アマデウス」ゲネプロより、左から大和田美帆演じるコンスタンツェ、松本幸四郎演じるサリエーリ。

松本幸四郎が演出・主演を務める「アマデウス」が、昨日9月24日に東京・サンシャイン劇場で開幕した。

1979年にイギリス・ロンドンで初演、82年に日本で初演されて以来、幸四郎主演で上演が重ねられてきた「アマデウス」。本作では、天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと、彼と同時代に生きた宮廷楽長サリエーリを主軸に、モーツァルトの死を題材とした物語が展開する。サリエーリ役に幸四郎、モーツァルト役に桐山照史ジャニーズWEST)、コンスタンツェ役には大和田美帆がキャスティング。なお、来年2018年に二代目松本白鸚を襲名する幸四郎にとって、今回が幸四郎名義で最後のサリエーリ役となる。

開幕に際して幸四郎は「幸四郎を襲名して初めての現代劇『アマデウス』が、35年を経て場所も同じサンシャイン劇場で、幸四郎として最後の『アマデウス』の初日を迎えられます事、本当に感無量の思いです。一回一回の舞台を大切に、千穐楽まで一所懸命勤めたいと思います」と思いを明かした。

公演は10月9日までサンシャイン劇場、10月13日から22日まで大阪・大阪松竹座、10月24・25日に福岡・久留米シティプラザにて。なお東京公演中には、通算上演回数450回を迎える予定だ。

松本幸四郎コメント

幸四郎を襲名して初めての現代劇「アマデウス」が、35年を経て場所も同じサンシャイン劇場で、幸四郎として最後の「アマデウス」の初日を迎えられます事、本当に感無量の思いです。
一回一回の舞台を大切に、千穐楽まで一所懸命勤めたいと思います。
「アマデウス」に足をお運び下さったお客様方、又幸四郎として36年間お世話になった方々に心からの感謝の気持を捧げたいと思います。本当に長い間ありがとうございました。

桐山照史コメント

無事に幕が上がる事を本当に嬉しく思います。
8月半ばから始まった稽古が「あっ」という間と感じるぐらい、充実した時間を過ごさせていただきました。稽古開始当初は挫折で始まりましたが、今は桐山照史が演じるモーツァルトを自信を持って皆様に届けたいと思います。
「いっぱい笑って、いっぱい泣いて、いっぱい考える」
そんな時間を過ごしていただける様に「最高のカンパニー」一丸となって頑張ります。

大和田美帆コメント

初日を前にワクワクしています。チケットを買って劇場に来ることを楽しみにしてらっしゃるお客様と、稽古を確かに重ねてお客様にお見せすることを楽しみにしているキャストスタッフとの、劇場での待ち合わせの約束が果たされる瞬間は、この上ない喜びで満たされることでしょう。
人間の欲深さ、だからこそ見えて来る愛おしさ、そこに垣間見える滑稽さ。沢山の人間らしさが詰まった作品です。この作品に関われることは、今後の役者人生の大きなターニングポイントになると思っています。精一杯、コンスタンツェを生きたいと思います。劇場でお待ちしています!
劇場で一緒にアマデウスのできるのを楽しみにしています。

「アマデウス」

2017年9月24日(日)~10月9日(月・祝)
東京都 サンシャイン劇場

2017年10月13日(金)~22日(日)
大阪府 大阪松竹座

2017年10月24日(火)・25日(水)
福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール

作:ピーター・シェファー
演出:松本幸四郎

キャスト

サリエーリ:松本幸四郎

モーツァルト:桐山照史ジャニーズWEST

コンスタンツェ:大和田美帆

ローゼンベルク伯爵:立川三貴
シュトラック伯爵:外山誠二
ヨーゼフ二世:廣田高志
スヴィーテン男爵:松井工
ボンノ(宮廷音楽長):中平良夫
ヴァルトシュテーテン男爵夫人の家令:世古陽丸
テレサ(サリエーリの妻):杉浦悦子
サリエーリの料理人:豊富満
サリエーリの従僕:角間進
影:松本高麗五郎

風:二反田雅澄
風:清田智彦
ヴァルトシュテーテン男爵夫人:水月舞
カテリーナ:泉関奈津子
サーヴァント:加瀬竜彦、鈴木健介、西村雄正、北尾林太郎、長谷川直紀、丸山裕征

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